ステロイドパルス療法開始後にクレアチニン値が急上昇、終了後に低下しています

person50代/男性 -

58歳男性。2019年3月に尿蛋白(1+)と尿潜血(3+)が初めて出て、その後2か月間隔の検査でも同様で、2020年8月腎生検を行い「軽度IgA腎症」と診断(Grade I(3/23=13%) C 、Oxford分類:M0,S0,E0,T1,C0、糖尿病性腎症を示唆する所見なし)されました。その後12月よりパルス療法を開始し、この10月で10カ月間のパルス療法が終了しました。(点滴ステロイド投与後翌月(1月)には尿蛋白Cr比が基準内0.15以下となり、現在まで0.05以下で推移しています。)
腎生検時(2020年8月)Cr1.4、eGER40 →ステロイド開始前(9月~11月)Cr2.4前後、eGER24前後(9月アムロジピン処方開始)→点滴ステロイド開始直後(12月)Cr3.3、eGER17→その後10カ月(2021年1~10月)Cr2.8~3.3、eGER17~20の推移でした。
ところがパルス療法を終了した後の2回の検査では、Cr2.2、eGER25とステロイド開始前(2020年9月~11月)の水準まで戻っていました。ということはステロイド開始後のCrの急上昇はステロイドや他の薬(ダイフェン、ランソブラゾール、エディロール)の影響だったのでしょうか?主治医は「数値が戻ったのはダイフェンの影響が考えられるが、Crの数値は確かに上下したが、腎臓の機能事態は変わっていない。あくまで誤差の範囲の数値変化」と言っていましたが、どうのように思われますか?
また尿蛋白Cr比は現在まで0.1以下で推移していますが、尿沈渣赤血球はこの7月から基準内の1~4個以下となりましたが、たまに5~9個となることがあります。主治医は「IgA腎症は寛解」と言っていますが、寛解したのでしょうか?寛解していないならば、寛解するにはこれからどのような治療方法があるのでしょうか?

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