ウルソデオキシコール酸長期服用の是非について
person70代以上/男性 -
70歳男性、胃がん切除歴あり(2015年11月に大学病院にて胃噴門側切除)。胃がん病理ステージは2Aで術後補助化学S1療法を1年間実施。
その後再発所見なく、大学病院での5年間定期フォローは終了。もともと肝機能値は正常値を少し超えることが多かったが、S1服用中に肝機能検査値(ALT、AST、γ-GT)がすべて大幅な高値を示したため医師は肝転移を疑いPET-CTを受けたが異常なし。消化器内科医の指示のもとで数か月間ウルソを処方され肝機能検査値が正常化した時点で服用を中止した。そのとき医師には「ウルソは長期服用しても問題ない」と言われたことが頭に残っている。
現在は消化剤を飲む以外には特に治療を受けることもなく健康な状態を維持している。現在は週5日程度、平均20~25g/日換算量のアルコールを嗜んでいる。昨年春の健康診断で肝機能検査値が正常値を超えたため、自己判断で市販のウルソデオキシコール酸50mg( 1錠/日)を飲酒日に限って服用。その後健康診断では肝機能検査値がすべて正常になっているため有効であると判断し現在も服用を続けている。なお、健康診断(腹部超音波や腹部MRI)で脂肪肝などの異常所見もないため今後も頻度を減らして飲酒を嗜みつつウルソも服用したいと考えています。
このように飲酒日にウルソを服用するというパターンを長期続けていて問題はないでしょうか?
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