慢性腎臓病の患者への造影剤を用いた検査(MRI,CT)は,何を優先するべきなのでしょうか。

person70代以上/女性 -

肝がんの再発から経過観察のため,造影剤を用いたMRIもしくはCTを定期的に行って頂いています。当該主治医よりeGFRが30以下となれば造影剤を用いないと説明を受けています。そのような中,最近,腎機能低下から腎臓内科の主治医より血圧降下剤1種類,利尿剤1種類の減薬の提案が掛り付け医にあり,2週間経過したところクレアチニン濃度0.88→0.72mg/dL(eGFR45→59),カリウム濃度5.2→3.7mEq/Lの改善が見られました。しかし血圧が120~135→135~150程度へと10~15上昇しました。掛かりつけ医は,減薬の継続をやめて経過観察することしました。高血圧と慢性腎臓病は密接な関係にあると説明を受けております。肝がんを見て頂いている主治医の先生は安全を考え不利なデータを持って造影剤を用いた検査の有無を判断すると説明されております。腎臓内科の主治医は,腎不全になるのはまだ先なので,造影剤を用いた検査を優先すべきで,肝がん再発の確認をせず治療の機会を失う必要はないと説明があります。患者側としては,高血圧と慢性腎臓病との関係の他,造影剤による腎機能低下と薬による腎機能低下の影響の大小も大事と思います。肝がんを見て頂いている主治医の先生の検査方針は,当然患者側は大事に扱わせて頂くわけです。何を優先するべきとか総合的な見解を求めております。文章での説明,情報では十分でないところもあり,また長文となりましたがよろしくお願いします。

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