健康被害が発生する砒素化合物の濃度について

person30代/男性 -

職場の作業場にて漏水があったため拭き取り作業を行いました。拭き取り中にその水が砒素化合物を含んでいることが分かりました。薄いゴム手袋を着けてはいましたが、法的に義務付けられているような保護具は着けないで作業をしてしまいました。

その後、砒素化合物を含んだ水の砒素濃度を簡易検査キッドで測ったところ、約5.0ppm(=5.0mg/L)と結果が出ました。ネットで厚生労働省が公表している資料や、砒素中毒に関する技術資料を調べたところ5.0ppmという濃度は人体や自然環境に対して影響を与える非常に高いレベルの濃度だと理解しました。

今のところ急性中毒のような症状は見られませんが(上半身に筋肉痛のような倦怠感が続いてはいますが)、砒素もしくは砒素化合物はどのくらいの濃度から急性中毒を発症したり、長期的な曝露による発ガンを心配すべきでしょうか?化学物質の中毒に関して知見をお持ちの方のご意見をお伺いできたら幸いです。

もう一点お聞きしたいのですが、拭き取り作業をした者は産業医の診察を受けることになっています。今のところ症状が出ていないので、“様子を見る”という結果になることが目に見えてますが、一般的にすべての医師は砒素化合物による健康被害の知識を持っているものでしょうか?それとも中毒を専門に診てらっしゃる医師でないと判断できないものでしょうか?また、産業医の診察のときに聞くべきこと、伝えるべきことなどありましたらアドバイスを頂ければ幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

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