肝細胞癌の再発リスクを減らしたい

person60代/男性 -

私は肝細胞癌で、バルセロナ臨床肝癌(BCLC)ステージAと診断され2023年5月15日に開腹手術を受けました。2型糖尿病で投薬していますが、血糖値はコントロールされています。B型肝炎キャリアでしたが治っているとの事。(HBV-DNA検査はネガティブ)
病理のレポートは以下の通りです。

病理学的診断:
肝臓、VII/VIII 区域切除術:
- 高分化型肝細胞癌
- 腫瘍サイズ: 3.8x3.6x3.5 cm
- 肝臓に限局した腫瘍
- 内臓腹膜穿孔は見られない
- 小さい血管浸潤の存在
- 関与していない切除マージン: 腫瘍から実質縁までの最も近い距離: 1 cm
- 背景肝臓: 約 20% の軽度の大胞性脂肪症を伴う非肝硬変の外観を示している。

先日術後3ヶ月の血液検査とMRI診断をしていただいたのですが、「今のところ再発は確認できない。後は3ヶ月おきのアクティブのサーベランスで再発を早期に発見&治療するしかなく、再発は神のみぞ知る」と言われました。又血管浸潤があるので「多分2年以内に4割、5年以内に6割の確率で再発する可能性を頭に入れておくように」とも言われました。
特に残念だったのは、脂肪肝を治すべく術後は食事と運動に気を付けて体重も8キロほど減量したので、肝機能の数値や血糖値もすごく良くなっているのですが、既に癌ができる程肝臓が傷んでしまっているので今から脂肪肝を治してもそれ程再発リスクを下げる効果はないと言われてしまいました。但し残りの肝臓の状態が良ければ、仮に再発しても再治療選択肢が増える程度との事。
再発を抑える薬がない以上、自分でいくら頑張っても再発リスクを下げる事はできないのでしょうか?

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