人間ドック超音波検査による膵嚢胞性病変の疑いについて
person60代/男性 -
過日、人間ドックを受診したところ、超音波検査で、膵嚢胞性病変の疑いにより、精密検査を受けるよう、指導がありました。
早速に紹介状を書いてもらい、その一週間後に大学病院消化器内科にて、MRI検査と超音波検査を受けました。
その検査から10日後に結果を聞きに消化器内科専用胆膵医に出向いたところ、8ミリと6ミリ程度の膵嚢胞が出来ている旨の診断がありました。担当医からは、現状では、膵頭部に出来てはいるものの、そこに影があったり、主膵管が広がっている所見はなく、また30ミリを超えていないため、様子見となるが、一応半年後に再度超音波検査と血液検査をしましょうとの話がありました。それは、ここにおいて初めての診断にもなるため、現状のものが大きくなっていないか、また新たに嚢胞が出来ていないか診るためとのことでした。
なお、今後の検査で、嚢胞が大きくなっていった場合には、ガン化する前に膵頭部十二指腸切除術により、切除する旨の話がありました。その手術は、肝臓とか胃などのように、その部位だけを切除するというものではなく、膵頭部、胆管、十二指腸及び胃の一部を切り取るという、大変大掛かりな手術になるとの説明でした。
治療薬もないため、今後、嚢胞が大きくならないことを祈るのみですが、やはり検査としては、基本、半年ごとに診てもらった方が良いのでしょうか?あと、嚢胞は、毎年人間ドックを受診していますが、今年初めて指摘されました。仮に大きくなるにしても、いきなり倍になったり、30ミリを超えたりはしないものでしょうか?
なお、ドックのオプションで、CA19-9、エラスターゼ1及びAFPによる腫瘍マーカー検査をしましたが、いずれも基準値内でした。また、タバコは吸いません。お酒は晩酌はせず、付き合いで月2回程度で缶ビール通常缶を2、3本位飲みます。でも、体質的に弱いため、なるべく飲まない方が良いですか?
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