(肝腫瘤) 外科手術による病理検査 or 経過観察か迷っています。
person40代/男性 -
43歳 男性 、既往歴(軽度の気管支喘息)
<相談内容>
精密検査の結果から良性腫瘍としての確定診断ができない肝腫瘤(肝S4 25mm)に対して、
以下の3つの選択肢を提示されています。大変信頼している先生ではありますが、
セカンドオピニオンとしてご意見を頂戴できれば助かります。
※手術による合併症や経過観察を選択した場合のリスクなどが特に気になっています。
1)一部の組織を取得する病理検査
2)外科手術による切除+病理検査
3)経過観察(3か月毎のエコー & CT)
※悪性の所見がないので、3でも構わないが、
望むなら2も大学病院で対応可能というご説明を受けています。
<経緯>
2022/10 人間ドック 腹部エコー検査で肝腫瘤(25mm)が見つかる。
→要経過観察のため医療機関は受診せず。
2023/10 人間ドック 腹部エコー検査で肝腫瘤(21mm)を指摘される。
→精密検査の指示。
2023/11 医療機関Aで計2回の造影MRI検査(ガドリニウム、EOB)を受診
→造影パターンからは悪性腫瘍は否定的。ただ、良性腫瘍としての
確定診断が出せないとのことで、大学病院Bを紹介してもらう。
→血液検査、腫瘍マーカーは正常範囲。
2023/12 大学病院Bで造影CT、造影エコー検査
→造影エコーでは血管腫の疑いの所見
<造影MRI所見(EOB)>
・肝S54肝表に接して約25mmのSOL。Gd造影と同様に動脈相では均一に造影効果が
ありますが、肝細胞相では若干のlowで明瞭にdefectにはなりません。
T2WIではほとんど不明瞭で僅かにhigh。HCCやCCCは否定的ですが確定診断には
至りません。FNHも非典型です。
可能性は肝腺種ですが、これもやはり典型例ではありません。
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