MALTリンパ腫からT細胞性リンパ腫に変化、持続するコロナ感染によるコロナ肺炎悪化
person50代/女性 -
50代女性で、既往歴は子宮内ポリープ以外特記なし。
2021年9月に2回目のコロナワクチンを接種後から日を追うごとに全身に紫斑やしこりが出現し、足裏には水疱のようなブドウの房状のものが出現。
ワクチン接種の半年以上前から左肘上に2cm大の虫刺されのような皮膚トラブルがあり皮膚科に通っていたためそこでて診察していたが、ワクチン接種後数週間後に足首の腫れも出現したため血液内科を受診し生検も複数行い、そのうち一部からMALTリンパ腫と診断。1年ほど経過観察だったが2022年11月頃より全身の浮腫や湿性咳嗽、嘔吐(咳をすると嘔吐になる)が強く出現したため入院しリツキサンとトレアキシンにて治療開始。
4クール目まで実施したがAFが1クール目で出現したことや、新規のしこりや紫斑が出現しており副作用に対して治療効果がないということで中止。ですが浮腫や咳嗽は消失していたため経過観察をしていました。
ケモ中止から4-5ヶ月ほど経過した2023年7月ごろから再度症状(浮腫、食欲低下、咳嗽、嘔吐)が出現したため、今度はCHOP療法を開始。しかし8月に院内感染でコロナに罹患し現在までコロナの持続化感染あり。ケモは3?4クール目まで実施したが11月ごろに重度のコロナ肺炎とがんによる気道狭窄も起こし、そこから現在に至るまではケモはできずコロナ治療をしています。
コロナの治療はベルクリー(5日間投与)を基本として、11月末ごろはベルクリー+パキロビットをしましたが治らず+αベルクリー5日投与しましたがPCR5000以上は変わらず。(パキロビットと併用後に一度1500程度まで下がったがすぐ上昇あり)
症状は改善したため年末退院したが退院2週間で呼吸苦、倦怠感が出現し入院。ベルクリー、パキロビット、タゾピペ→セフェビム使用するが悪化し、ラゲブリオ開始しました。治療法について少しでも何かありませんでしょうか。
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