尿路感染が疑われる患者への抗生剤投与タイミングについて
person30代/男性 -
【背景】
30歳男性(既往歴無し、普通体型)です。
自己免疫介在性脳炎の疑いで てんかん重積状態にあり、静注鎮静の投与量管理しながら免疫療法(ステロイドパルス、血漿交換、免疫グロブリン)後、シクロホスファミドおよびトシリズマブを投与して様子見しております。
2ヶ月ほど前にシクロホスファミド投与後、尿の混濁と共に薬剤耐性菌が尿から検出されました。
しかし主治医曰く「明確な感染兆候が無く、無闇な抗生剤投与による耐性菌の増加が懸念」との事で、未だに抗生剤投与はしておりません。
なお、現在の尿検査の結果は以下の通りです。
•尿検査
混濁2+、蛋白1+、鮮血2+、白血球3+、細菌3+
•バイタル
体温36.5℃〜38.0℃
脈100回/min
血圧110/70
呼吸20回/min
サチュレーション96〜100%
【質問】
Q1)こちらのサイトで類似質問をしたところ、発熱があっても必ずしも感染とは言えないと回答を頂きました。
たしかに、脳炎の影響と思われる日内変動の大きい発熱(36.5℃〜38.0℃)が元々続いていたこともあり、より一層発熱から感染兆候を掴むことが難しいとは思うのですが、上記の尿検査をもってしても抗生剤投与は控えるべきなのでしょうか?
Q2)このような全身状態でも予防的な抗生剤投与は後々治療難化の原因になるのでしょうか?
主治医を信用はしているものの、1度敗血症ショックに陥った経過があるため、親族としては、火がつく前の煙の状態で予防処置をしてほしい思いがあり。
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