免疫チェックポイント阻害薬投与後の生活について
person70代以上/男性 -
- 70代後半男性
- 糖尿病・喘息をはじめとした複数の持病あり
- 呼吸器内科等 複数科への現在進行形の通院あり
- 昨年,喉頭がんの放射線治療済み
- その後肝細胞がん発見(前述の転移でない,アルコール性肝硬変からの原発がん)
治療の経緯
本人が耐えられ得る治療法として動脈塞栓術(TAE)を提案され,それを行なう。ただし,腎機能低下から透析のリスクが大きいとのことで,主治医は複数回行うことに対して前向きでなく,強く勧められない。
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3ヶ月後の検査入院で,動脈塞栓術(TAE)に対してがんの改善が見られないことから,免疫チェックポイント阻害薬を用いた抗がん剤治療(テセントリク+アバスチン or イジュド+イミフィンジ)に切り替えることを提案される。
ポイントは2点です。
・QOL低下や家庭内曝露の観点から,当の本人と家族に「抗がん剤を使いたくない」という強い意志がある。そのため主治医は『抗がん剤』というワードを『化学療法』『薬物療法』と言い換え,免疫チェックポイント阻害薬に対する抵抗感を和らげようとしてくれている。
・主治医曰く「抗がん剤に抵抗のある患者が多いのは理解できる。だが免疫チェックポイント阻害薬は従来のいわゆる“抗がん剤”(殺細胞性抗がん剤)と違って脱毛をはじめとした副作用や家庭内曝露の危険性などもなく,QOLを著しく下げるとは言い切れない」と理解と寄り添う姿勢を見せてくれている。
質問は下記です。
1 免疫チェックポイント阻害薬を用いた抗がん剤治療(テセントリク+アバスチン or イジュド+イミフィンジ)の場合,本当に家庭内曝露の危険性はないのでしょうか?
2 主治医が『抗がん剤』というワードを『化学療法』『薬物療法』に言い換えていると感じるのは,やはりこちらの抵抗感が強いからなのでしょうか?
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