抗がん剤を使ったがん治療中に薬物性肝障害が発現しました。起因薬物の鑑別の為に行った肝生検に関して

person40代/女性 -

乳がんと診断され、キイトルーダ+パクリタキセル+カルボプラチン の3剤にて抗がん剤治療を開始しました。
ほどなくALT・ASTが徐々に上がり始め、7週目の血液検査でALTが130台・ASTも80台まで上昇しまして、抗がん剤治療を一旦停止。
別途消化器内科にて、起因薬物の鑑別の為の肝生検を実施しました。
アルコールや脂肪肝など他の要因は否定されており、キイトルーダかパクリタキセルに因る肝障害が疑われたところです。

生検の結果、免疫チェックポイント阻害薬に起因するものと診断され、6週ほどの休薬を経て、ALTが70台まで下がってきたタイミングで、キイトルーダを外して、パクリタキセル+カルボプラチンの2剤のみでの治療を再開。
ところが翌週にはALT=100、もう一度2剤を投与した次の週には120近くに上昇。
ここで2剤の投与を休止。その翌週に140台まで上昇がみられたものの、その次の週の血液検査で90台まで下がってきたので、2週間の休薬を経て、パクリタキセルも外して治療再開。その翌週のALTは40付近まで改善しています。

この数値の動きを見ると、パクリタキセルの投与と連動しているように見えてしまいます。キイトルーダは起因薬剤ではなかったのではないか?と素人目には思ってしまうわけです。

そこで質問です。
肝生検にて、起因薬剤がパクリタキセルかキイトルーダなのかといった鑑別は、比較的容易にできるものなのでしょうか?先般の生検での判定は、どこまで信頼すべきものでしょうか。

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