深部静脈血栓症の治療について

person50代/女性 -

状況:
・腹腔鏡で結腸悪性腫瘍切除の手術を受けた
・術後9日後に左脚が浮腫み右脚の約1.2倍くらい太くなっていることに気が付いた。
・術後11日後に造影CTで確認していただき、深部静脈血栓症で、腸骨静脈から左太腿全体にわたり血栓が認められた。また、超静脈圧迫があることも分かった。
・血栓が認められた翌日から1週間、イグザレルト15mg を1日2回服用し、再度造影CTで確認したところ、血栓の大きさにあまり変化はなかった。
・投薬前は、左脚大腿部、左脚の付け根、左臀部に痛みがあり、真っ直ぐな姿勢で歩くのが困難な状況だったが、投薬開始後の1週間の間に、痛みは少なくなり、普通の姿勢で歩ける程度になった。左脚の太さは右脚の約1.1倍くらい。
・左脚の腫れや固さが緊急を要するほどではなく、歩行できるようになったことから、合併症のリスクを取って、緊急にカテーテル治療を行わなくてもよい状況。と伺い退院し引き続き投薬治療を続けながら経過観察する事となった。
・現状では、歩行はできるものの、5分以上歩いたり、階段を上ると、左脚が張って動きにくくなる状況。

お伺いしたいこと:
1.血栓が発見されてから20日経った状況ですが、腸骨静脈から左太腿全体にわたる血栓が投薬治療のみで完治する可能性はあるのでしょうか。完治を目指すなら、今からでもカテーテル血栓溶解治療などを所望すべきでしょうか。
2.このまま投薬治療を続けて血栓が無くならなかった場合、石化してそのまま長い血管を放置したままであることのリスクについて知りたいです。
3.カテーテル血栓溶解治療について、脳出血などの合併症の発生率は特に高いのでしょうか?

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