父の肝臓ガンの病状について
person50代/男性 -
80歳の父は1年ほど前に肝ガンと診断されました。肝炎等からの移行ではなく全く健康でしたが突然、直径7-8cmくらいの腫瘍が見つかり近くの大学付属病院に入院し
腫瘍の除去手術を行いましたが、廻りの臓器との癒着のため出血が激しく除去はできませんでした。その後、2ヶ月に1回程度カテーテルによる局所的な塞栓術+抗ガン剤注入治療を受け、累積で4回程度受けており、容態は安定しているようでした。
しかし1ヶ月ほど前に、家の中で倒れ再度入院となりました。下血による貧血で昏倒したため、腰も骨折している状況ですが、絶食状態でもタール状便が継続し、胃内視鏡と大腸内視鏡では出血は認められず、担当の先生からは「腫瘍が成長して小腸を圧迫し小腸浸潤による出血の可能性
が高い。そこで腹部血管造影による止血もしくは冠動脈塞栓を目的とした手術を行いたい」とのことで3日前に 家族に対する説明がありました。
先生からはさらに「浸潤の場合、出血血管が特定できない場合も多く目的を達せられる可能性は正直高くない。止血ができないと小腸出血部をバイパスするような外科的手術もむずかしい。残る手段は、小腸内飲み込みカメラで検査し対策を検討するか、全身抗がん剤による治療で様子を見るくらいしかなさそう。」という悲観的な見通しの説明がありました。
父は既に食事もできず、腰骨折のため車椅子での移動も難儀している状況でこのまま衰弱していくのを見ているしかないかと思うととてもつらい状況です。
このような病状の改善を期待できる治療方法というのはあるのでしょうか?あるとすれば転院も視野に入れた場合、関東エリアでお薦めの病院を教えていただけませんでしょうか?
またもし治療は望み薄という状況であればせめて穏やかに残る時間を過ごさせてあげたく、上記のような病状を想定した場合で緩和ケアを受けられる病院(施設)を教えていただけませんでしょうか?
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