大腸がんからの脳転移〜医者によって見解が違う?

母(74歳)が急にうまく喋れなくなり、検査したところ脳腫瘍が見つかりました。確実にどこかからの転移だろうとのことで、脳転移している時点で末期であり、余命は長くて7ヶ月との説明でした。腫瘍マーカーも何も出ず、全身を検査し、腸ファイバーでようやく大腸がんが見つかりました。しかし、その他臓器にはまったく転移が認められず、大腸の腫瘍も限局型の3aだから、それさえ手術で取ってしまえば、余命7ヶ月ということもないと脳外科の先生より説明を受け、消化器外科に転科しました。(脳腫瘍は言語領域にあって、手術は無理とのことで先日放射線治療を受けました。)
その時点で私達家族はすっかり安心し、腸の手術さえすれば…という気持ちになっていました。ところが先日手術の説明を受けたときに、消化器外科の先生より、「この末期の状態で果たして手術をする意味があるかどうかをご家族で良くご相談ください」と言われ、は???という感じでした。消化器外科の先生の話は以下の通りです。
・脳転移が認められている時点で末期である。
・血液中はすでに癌細胞だらけ。
・大腸がんを切除したところで余命(長くて7ヶ月)は変わらない。
・今他臓器は目に見える形で癌が確認されていないだけで、確実に他臓器に転移がある
・残り少ない予後を手術による辛い時間に費やすことになる。
脳外科で受けた説明とはまったく異なる内容に私達は動揺し、再び脳外科の主治医に質問すると、
・脳腫瘍は放射線によってかなりの改善が期待できる。
・稀に他の臓器に転移せずに脳にポンと飛ぶケースもある。
・現に今のところ他臓器に癌が見つからない。
・その可能性にかけるためにも、まずは元凶である大腸がんを取り除かなくては始まらない。
とのこと…。
同じ一人の患者を診る医者として、患者の余命に関することまでこれ程見解の相違があって良いものでしょうか。
私たち家族はどちらを信じて治療を選択したら良いのでしょうか?
もし本当に大腸癌を切除したところで余命の延長にはつながらないのであれば、わざわざ痛い思いをさせることもないですし、逆に脳外科の先生がおっしゃるように、大腸がんさえ切除すれば可能性が残るとすれば、もちろん手術を受けてほしいと思います。
脳転移が認められたガンでも、他の臓器に転移せずに長期に渡って生存しているケースは実際にあるのですか?

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