介護保険制度と医療保険制度
一人暮らしをしていた義父(要介護3)は、緑内障が進んで介助無しには外出できませんでしたが、自宅では毎日訪問介護サービスを受けてなんとか生活していました。昨年12月に咳が長引くので肺炎の疑いがあるかもしれないということで、通院している近所の総合病院(介護病棟なし)を受診しました。
本人は入院したがったのですが、病院は入院するほどのことではないとの診断をしました。しかし、事業所のケアマネージャーは、介護用ベッド、廊下に手すりを設置及び、床暖房にしないと、これ以上在宅ケアはできないと主張しました。義父はこれらの提案を拒否したので、担当医と病院のソーシャルワーカーと事業所のケアマネージャーとヘルパーの責任者がカンファレンスを行い、病院側は、介護施設に入所できるまでの入院を認めてくれました。
しかし、希望入院なので、食事の介護はできないと言われました。それで、事業所からヘルパーが食事の介助のために病院に午前8時、12時、午後5時に来ることになりましたが、病院に入院すると介護保険の適応にならないので、1時間4200円かかります。
病院の食事の時間が7時、12時、6時なので、朝食は終わった頃にヘルパーが来て、夕食はヘルパーが帰った後に出されるので、(ヘルパーの勤務時間は午前8時から午後5時までだそうです)実際に食事の介助をしてもらえたのは昼食だけで、あとはベッドので話し相手をしていただけです。朝食と夕食は同室の患者さんがベッドまで運んでくれたそうです。ナースセンターの看護師さんによると、なかには遅れてきたり、早く帰るヘルパーもいたそうです。
12月は約30万、1月は約40万、2月は約37万請求されました。私も夫も、希望入院なので病院側の対応は仕方ないと思いますが、事業所に食事の介助を希望したのに、一日一回しか介助してもらえずに3回分の額を請求されることには、承服しがたいものがあります。「希望したことをしていないのに請求されることには納得できないけど、無理して入院させてもらっているから転院するまではどうしようもないだろう」、と夫は言っていました。
介護保険制度のことはよく分からないのですが、このようなケースは他にもあるのでしょうか?
ソーシャルワーカーの紹介で、2月末に医療型療養施設に転院しました。
週末に帰省するぐらいで、日頃面倒を見ていない者がこのようなことを言うのは心苦しいのですが…
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