胃ロウのマイナス事項について

患者は家内、71歳です。
3月23日急性大動脈解離を発症し、救急救命センタで人工血管に置換する手術をうけました。術前の状態は、腎不全(クレアチニン2.9、BUN45)および軽度のアルツハイマーがありました。術後、4週以上、経鼻栄養をとっていました。食欲を示さず、嚥下障害が疑われたため、経鼻栄養が長引いたとのこと。腎不全は心配したほど進行していないとのこと。アルツハイマーはかなり進行した模様で、現在でも昼間よく居眠りをする。また、筋力の衰えか、あるいはアルツハイマー進行のためか、未だにベッドに起きあがれない、介添えがないと排泄ができないなどであります。要介護4くらいの状態です。
食事は、現在、300kcal/1食の全粥が出ているが、気持ちよく食べるのは30%、強制的に無理矢理食べさせると70ー90%です。退院後の生活、つまり自宅介護、あるいは老人ホーム的な施設での介護を考えると、胃ロウによった方が、栄養管理および介護者の負担から、いいのではないかと考えたりします。もちろん、100%胃ロウ経由のつもりはなく、気持ちよく食べる分は経口で、必要栄養量の残分を胃ロウ経由でと考えています。
質問ですが、この考えは甘いでしょうか。また、胃ロウのマイナスはどんなものがありますか。
よろしくお願いいたします。

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