うつ・神経症に対する偏見・(モラル?)ハラスメントへの対応

うつ病発症から7年の会社員(係長・40代後半)です。症状自体のことではなく、医師の皆様に相談することではないかも知れませんが、賢明な対応をご存知でしたらお教え下さい。

(1)まず私本人は現在相当快復して「出社拒否的な気持ち」もここ8か月余り湧かず、生きる意欲も出て来ました。主治医も投薬を徐々に減らしてくれています。

しかし5〜6年前は症状がひどく、会社を時々(月に3〜4日)休んだり遅刻・早退もしました。勿論上司達に病気は打明けました。しかし複数の管理職から「帰る?まだ15時だろ?なぜ後2時間位我慢できない?」とか、自分の机で食後の抗ウツ薬等を飲んでいると「オレの前でそういう薬を飲むな。そういうの、嫌いなんだ」などと言われました。当時は気力もなく、一々反論できませんでした。

(2)3年半程前に職場が変わり、露骨に私の行動を指摘する人は今は余りいません。一方、現職場には私と違ってうつではないが、他の神経症を病んでいるAさん(60歳間近)がいます。Aさんとは似たような病気、ある程度負担を軽減されている境遇も同じということで、時々話をするようになりました。

ところが(Aさん自身にも少し奇人的な所、言ってみればいじめられやすい要素はあるものの)、2年前のある日「大助さん、オレはひどいことを言われたよ。Bさんがね『Aさん、あんたは薬なんかにいつまでも頼ってるからダメなんだよ』だってさ」と落ち込んでいました。Aさんは精神的に傷ついたのか、確かその後2〜3日会社を休みました。

ところでBさん(50代半ば)は3年半程前に私の直属の課長として私より少し後に着任しました。私が「私はうつですが、できる範囲で頑張りますのでご了承ください」と言った時、「わかっとる、わかっとる。オレはそういう人を何人も見て来たからな」と言ったので、「少し調子良すぎるな」と感じながらもホッとしていました。

しかしその後、今もB課長は同様な心無い言葉を何度かAさんに投げかけるそうですが、Aさんは「なるべく気にしないようにしている」とのこと。ただ、私の見た感じですが、B課長は更に上の次長や部長がいない時、または周囲に人がいない時に巧妙に、席は近いが部下ではないAさんに言っているようで陰湿極まりなく、その他の理由もあり、私も最近ではB課長を信頼できません。

ただAさんにとって救いなのは、今年1月に来た上司のC課長(40代半ば)が理解あるようで、課の中でAさんが病気であることをオープンにし「お互いに助け合おう」と同僚に周知してくれたことだそうです。

B課長については、私にもいつ矛先が向いて来るかも知れぬと思い、主治医に聞いたら「それ、ハラスメントじゃない?」と言うことでした。そうすると人権問題、大げさに言えば憲法にも抵触しかねない問題だと思うのですが、特に服薬等の治療に関して、もし(1)のような職場風土や(2)のB課長ような態度に是正を求めて行くには、どんな法律・条例等が関係するのでしょうか。

会社にも一応、相談窓口があり、労働組合もあるのでなるべく穏やかにうまくやって行くつもりですが、拠り所として知っておきたいと思います。また、他により一層賢明な対処の仕方・考え方があればお教え下さい。よろしくお願いします。

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