前立腺がんの治療選択について
81歳になる父親が前立腺がんと診断されました。ここ4年間でPSA値が4から7まで上がり、生検の結果、10箇所の内1箇所からがんが見つかりました。骨シンチ検査では転移は見られず、グリーソンスコアは6以下でおとなしいがんだそうです。
父の持病は、やや血圧が高く、現在、利尿薬による治療を始めたところです。それから、脊柱管狭窄症があり、独歩はできますが、姿勢がやや猫背になっています。それから、血行不良で足先が冷えやすく、頻尿でがあります。日常生活を送るのには、これといって障がいはほとんどなく、頻尿で寝不足なところは、日中に昼寝をしたりして補っています。
「今後の治療について家族と相談をして決めてください」と主治医から話がありました。
いろいろな治療方法があることをネットで調べて分からなかったことをご質問します。
まず、「待機療法」と「内分泌療法」についてです。国立がん研究センターのホームページを見ると、T1cの場合だと10年以上の期待余命がある場合の大まかな単独初期治療の選択」という表に「内分泌療法」は全く薦められないありましたが、その意味は、「初期がんの場合、10年以上の余命を考えるとき、しても、しなくても同じで、むしろ、副作用があるので、しないほうがよい」という解釈でいいでしょうか? その場合、「待機療法」がよりよい選択になるのしょうか?
次に「小線源治療」「手術」についてです。この治療選択も、80歳以上の高齢者については、副作用との兼ね合いで、しないほうを選択した方がいいのでしょうか?
長々とした質問で恐縮ですが、治療選択の参考にさせていただきます。
どうそご回答よろしくお願いします。
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