環境調整と関係者への情報共有について

【環境調整について】過去の経験、心理医療関係者の知人から聞く話し、本などから、医者が患者の許可なく、患者の周囲と結び付き、環境調整という名目で環境に影響を与えることがあるようですが、関係者一般の意識と法的な部分について教えて下さい。
(患者は働いても良いと言われているくらいの状態で、ある程度の判断力がある状態を想定して下さい。)
1】環境調整をする場合、関わる人への患者の個人情報の共有が、多かれ少なかれ必要になると思います(理解を得るために、こういう状況だ、心境だということを話すことになるのではないかと思います)。環境調整という名目で個人情報が本人の許可なく、現在かかっている病院の医者以外人に漏らされることについて、医者や心理関係者の中では、どのように考えられていますか?
(どういった場合に環境調整をする。それに伴う情報の共有が許される。という共通の認識はありますか?医者や心理関係者が必要を感じた場合には勝手にしてもいいということになっているのですか?法的な個人情報保護にひっかからないのですか?)
2】どうして本人と話さずに環境調整をするのですか?
(精神科の診察時間の中で、自分のことを洗いざらいに話すわけではない場合や医者が適切な理解をしていない場合、また、自分の周囲が善意の人ばかりではない場合は、たくさんあるのではないかと思います。よかれと思ってされたことでも、悪く働いたり、本人にとってストレスになったりすることもあります。壊された環境(親や友人も含めた周囲の感覚や目線、認識、接し方、調整に伴う情報の流布など)は、二度と自然な形には戻らない場合もあります。勝手に影響を与えられたとしても、本人が背負うことになります。本人と話せば、本人が、相手の自分への理解度や、自分を取り巻く状況から、して欲しくないことは、して欲しくないと伝えられます。でも、本人には伝えられずにされることがあるようです。どうしてですか?本人の人生や環境は本人が背負っているもので、本人の意志や価値観が尊重されるべきという意識は医療心理関係者にはどれくらいありますか?)

【医療心理関係者への情報共有について】
1】環境調整の場合も含めて、患者の周辺にいる医療心理関係者に対しては、情報を共有され易いということはありますか?
(関係者の認識では、関係者と一般の人と区別されて、多少、安易に考えられていますか?個人情報保護でもひっかかりにくいなどの区別はありますか?)
2】症例研究会なども含めた、全ての場面での自分に関する情報共有をしないで欲しい。また、研究材料にしないで欲しい。という希望が患者にあった場面、通常は聞き入れてもらえるべきものと考えて良いですか?
(単純に資料だけ使われたくない、適切な理解をしてもらっていない人に、自分について他の人に色色と話されたくない、自分は治してもらうためにお金を払って病院に来ていて、本人を治すための対応や資料の使い方をして欲しいという感情面もありますが、友人や知人に医療心理関係者がおり、共有されたくありません。精神科で扱われる問題は、患者からすると心をえぐられるような内容のものもありますし、固有の内容を無視して語れないことは多いと思います。個人情報がある程度隠されたとしても、こういった経緯でこういった状態になった。と説明するだけで、かなり個人が特定できてしまうこともあると思います。本人希望がある場合には、そういった使われ方をしないでもらえるのが通常であると思ってよいですか?)

診てもらっている医者に、こちらの思っていることは伝えていますが、ダイレクトな答えが返ってくることは、ほとんど無く、いつもまやかされているようで、不安になります。
医者としては、こちらはこちらのやり方や認識でやりますから、あまり考えずにしたがって下さい。という感じですので、明確に確認やお願いをするためにも、医療心理関係者一般の意識について知りたいと思っています。
質問が多くなってしまい、申し訳ありません。
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