MRIを撮る必要性

10歳未満/男性 - 2013/02/05

3歳時に発症、未だに原因不明、確定診断も付かない故に治療法もない難病の8歳の息子がいます。

手足の麻痺が起こり、CT撮影をすると脳梗塞跡のようなものが見られました。もっと詳しく調べる為、MRI撮影をしたかったのですが、以前、頭部に他の手術でいれた磁石がある為、MRIを撮影しようとすれば、その磁石をオペで取り外さねばならず、そのオペの為の全身麻酔も息子には通常よりもリスクが高い可能性があり、またそれ以前に他の検査もし尽くしており、おそらくMRIを撮っても、梗塞跡が鮮明に見られるだけで、即治療に結びつく変化が見つかる可能性は低いだろう言われております。今の医学では解明されていない疾患なのだろうと言う事です。

私の周りには、そもそも検査というものは、ある程度照準を定めて、それを確認するもの・・・・そして診断の裏付けとするものであり、今回のように、何か見つかるかどうかはわからない、なのに麻酔や本人の身体的苦痛を冒してまで撮影する必要があるのか・・・という意見の人もいます。

確かにそれもすごく理解できるのです。しかし私としては、何か見つかるとは限らないけれど、何も見つからないとは限らない。それ以上に私は、どんどん病状が進行していく息子を目の前にして、MRIを撮らないのは、まるで風邪をこじらせた子供を病院へ連れて行かずに、いまだ家の布団に寝かせて様子を見ている、いわば放置しているのと同じような気がしてならなのです・・・。このような考え方は親のエゴですか?主治医の意見としては、今後診察を続けて行くにあたって、具体的にどこがダメージを受けているのかは把握しておきたい。しかし、何が何でも撮った方が良いという程までではない・・・という事でした。

撮るか撮らないか、堂々巡りになってしまって、非常に迷っています。先生方のご意見を広くお聞きしたいです。