80代後半、認知症、適正水分量について
person70代以上/女性 -
80代後半の祖母は、認知症と診断がついてから10年くらい経過します。
症状は徐々に進行し、1年半くらいまえから、施設に入所しています。
施設に入所してからは、食事の摂取量もかなり減り体重が激減しました。残っていた自分の歯もかなり抜け、さらに食事量もおち、ここ半年は歩行も難しく、2、3ケ月前からからは経口摂取もままならなくなりました。
家族は、年齢も年齢なので、胃ろうや延命治療は行わない事を決めたようで、入院はしないで、施設でできる事をしてもらってます。
医師が週に1回往診に来てくれ、施設にいる看護師さんに、一日1回、末梢から、500ミリリットルの点滴をして貰っています。
基本的には傾眠傾向で、覚醒もはっきりとしない様子だし、口の中もカラカラに乾燥しています。
ですが、点滴が入り終わると、会話が成立し、好きな物を少量ですが摂取することができるようです。
もちろん、認知症の進行は否定できないし、積極的な治療はしないと決めた家族の意思は尊重します。
質問は以下の点です。
1、点滴を入れると状態が改善するということは、脱水による意識障害は考えられないのか。
2、点滴を入れると状態が改善するとわかっていても、高齢者であれば、あえて体内の水分量を乾燥気味に保つという考えがスタンダードなのか。
残された時間を、祖母と近くでみている家族が、少しでも穏やかに過ごせるように何が出来るか。
先生のご意見が伺えると幸いです。
よろしくお願いします。
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