心尖部肥大型心筋症と今後
どうぞよろしくお願いいたします。
私は、31才、男性、170cm、86kgです。
18才の健康診断(心電図)により、波形異常が指摘され、超音波検査、カテーテル検査を経て心尖部の肥大型心筋症と診断されました。
肥大は数mmだけだそうで、強度の運動を禁止され、服薬なしで経過観察となりました。当然、何らの自覚症状もありませんでした。
しかし、30頃より、飲酒時、食事後に心臓の強い動きを感じるようになり、また、特に午後には、1回だけドキッという強い心臓の動きをしばしば(5-8回/時間)感じるようになりました。そこで、その旨相談し、造影剤を使用した超音波検査を行ったところ、心臓が縮まったときには血液を送り出すのですが、すべての血液を送り出す前に途中が先にすぼまってしまい、血液がたまってしまったままの部屋(幅が1mm程度)ができてしまう事がわかりました。そのたまってしまう部屋は、当然心臓の筋肉が収縮する場所ですので、部屋の内圧が高くなってしまうそうです(100位とかいってました、単位不明(mmHg?))。内圧が高いと言うことは、その周りの筋肉がダメージを受けてしまうので、心臓の動きを弱める薬(テノーミン25)を1日1錠服薬して経過(1年)を見ましょうと言うことになりました。また、このくらいの大きさならば、苦痛を伴うカテーテル検査は再度行う必要はないとのことでした。
そこで、以下の点ご教示ください。
1.心尖部肥大型心筋症は珍しい病気なのでしょうか?
ネット上をさがすと、50才あたりからなる人が多いとのことですが、私は少なくとも18才以前からのようです。
2.血液がたまってしまう部屋が数mmとは、普段先生方が診察なさる患者さんと比べてきわめて小さいのでしょうか?
私が検査してくださった先生は、たまたま超音波検査が得意な先生だったそうで、普通なら見逃してしまうかもしれないところを運良く発見できたとのことでした。
3.(私の偏見かもしれませんが)心臓病で服薬しているというと、かなり重い病気になってしまった気がします。主治医の先生は、あと数十年は使っていく心臓だから、予防的にも薬を飲みましょう(=平均寿命くらいまではいきられますよ)と言うことで薬を処方されまして、実際に、「心臓の強い動き」や「1回だけのドキッと言う症状」は嘘のように無くなりましたが、この先どのくらい生きられるのか正直にいって不安です。
検査結果などのデータを見ていないのでコメントは難しいと思いますので、一般的にこの病気で、部屋ができてしまう人の今後はどういう経過を経るのか?また、何年くらい生きられそうなのか?何でも結構ですので、ご教示いただけますでしょうか?
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