重粒子線の適用は?

person70代以上/男性 -

(質問の要旨)
左側の尿管や付近の血管に絡まるように転移しているS状結腸がんの手術のため、その手術前に、がん腫瘍の縮小を目的として抗がん投与療をする予定です。
(1)重粒子線治療は、そのような部位にあるがん腫瘍に対しても可能なのでしょうか?
(2)重粒子線による治療は、抗がん剤と平行して行うことも可能でしょうか?
(3)重粒子線の治療効果はどの程度期待できるものでしょうか?

以上についてのご教示をお願いいたします。

*(これまでの経緯と現状) '12/7の切除後から'13/4まで補助的化学療法(ゼロックス)をしたS状結腸がん(ステージ3a)が、左側の尿管や付近の血管に絡まるようにして転移していることが、'14/3、判かりました(MRI)。
そのため左側の尿管は狭窄し(ステント残置)、左側腎臓の機能は殆ど喪失しています(水腎症)。
なお、他への転移はありません(ペットCT)。

* (現在の治療方針)
先ずはフォルホォクツスなど適切な抗がん剤を約2ケ月程度継続投与し、がん腫瘍を縮小をさせた後に開腹手術によりそれを切除・摘出する。なおその際には、左側の腎臓及び左側尿管も摘出するというのが、今、示されている治療計画です。
* (重粒子線治療希望の理由)
約1年前まで抗がん剤(ゼロックス)をやっていたのにも拘わらず、がんが転移したことを考慮すると、今回の抗がん剤に大きな効果は期待はできないように思われます。また、腎機能の低下、間質性肺炎から、使用できる抗がん剤にも制約があります。
そこで、抗がん剤と平行し、或は単独での重粒子線によるがん腫瘍の縮小を希望しているという状況です。
アトム

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