乳がんHER2陽性(HR-)の診断を受けました。
主治医からは、PHT療法→AC療法の術前科学療法をするよう言われました。
副作用などを調べているうちに、THPやTCHP療法といったものを知りました。
これら療法について説明は受けておらず、主治医と話せるまでに日数があり、急いでおります。
下記質問内容です
・pCR達成率はTCHP療法の方が高いという情報は合っていますでしょうか?
(私の病状の場合、少しでも高いpCR率を狙った方がいいのではないかと考えてしまいます)
・転移の可能性があり、私の病状の場合、PHT療法→AC療法以外に適切と思われる選択があれば知りたいです。
(ヘモグロビンが9.5で、 貧血気味が指摘されました。それ以外は問題なく、指摘はありませんでした)
・私のような病状の場合、TCHPなどの方が適応になる可能性があるならば、病院が対応不可だった場合、セカンドオピニオンを受けるべきでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
浸潤性乳管癌(IDC, Solid type)
HER2陽性(3+) / ホルモン受容体陰性(ER- / PR低発現: 10%)
高グレード(Grade 3, HG: 3)
Ki67:70%(高増殖性)
病理検査(針生検の結果)
組織学的分類:E fa F (Japan 18th): 1B3a2
組織学的波及度:少なくともg(+)
壊死あり(Necrosis +)
非浸潤部なし(in situ -)
HER2陽性(IHC 3+)
Ki67:70%(増殖スピードが速い)
ホルモン受容体:ER Allredスコア 0(陰性)、PR Allredスコア 3(低発現, 10%)
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PET-CT
原発巣:左乳腺ABE領域に 1.7~2cm の結節状FDG異常集積(SUVmax: 19.57)
大胸筋内の結節状FDG異常集積(SUVmax: 3.87)
近くに肋骨骨折あり、炎症反応の可能性も考慮
左腋窩リンパ節 8mm(SUVmax: 1.62)
転移の可能性あり
左肺に4~5mmの微小結節影(SUVmax: 3.20)
肺転移の可能性あり
その他、全身のFDG集積に明らかな異常なし
臨床病期(Impression):T1c or T2, N1, M1(likely)
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造影MRI
左乳腺B~A区域に 27mmの腫瘍(NTD=14mm)
境界比較的明瞭だが葉状、早期濃染・wash out(悪性所見)
AC区域に小結節が多数(区域性のnon-mass enhancement)
乳腺内転移の可能性あり(BI-RADS 4b以上)
右乳腺に明らかな異常なし
リンパ節:有意な腫大なし