胃部不快感の原因と対策について【肝門部胆管がん】
person70代以上/女性 -
【相談内容】
母の胃部不快感が少しでも緩和され、食欲が増すことを望んでおります。薬に起因するものなのか、それともがんの転移等が考えられるのか、可能性ということで構いませんので、原因と対策をご教示くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
【治療の経過】
昨年(2013年)11月に肝門部胆管がんと診断されましたが、手術は不能と判断されたこと、本人も抗がん剤治療を望んでいなかったことから、いわゆる三大治療をはじめとする、がんそのものの治療は行っていません。黄疸を解消するために、年末に胆管内に金属製のステントを留置する処置をしてもらい、顔色や尿の色は正常にもどりました。
【悩んでいる症状】
ところが、退院後から胃部の不快感が続き、食欲も減退しております。痛みはなく、吐き気でもないそうです。本人もうまく表現できないといっていますが、胃が重いというか、とにかく胃が不快で食欲も湧かないというのです。
【薬の服用状況】
薬は、胆汁の分泌を促す薬として「ウルソ錠50mg」1回2錠を毎食後と、胃酸の分泌を抑える薬として「アシノン錠150mg」1回1錠を朝・夕食後に飲んでいました。ネットや薬の辞典で調べた結果、これらの薬の副作用の可能性もあると考えたため、担当医である外科の先生に相談し「アシノン」の服用は止めました。やめて1か月ほどになります。「ウルソ」の方は、ステントのつまり防止のために同じ用量で継続服用しています。しばらくは、胃部不快感も解消されたのですが、また最近調子が悪いといったおります。担当医の先生は、母の希望を尊重してくださり、大変感謝しております。ただ、息子としては、目の前の不快感を何とか緩和してやりたいのです。
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