60代、妄想を本人に勘違いだと気づかせるのはNG?
person60代/男性 -
父の妄想への対応をご相談させてください。約2年前、脳腫瘍のため脳の一部を取り除きました。
今のところ再発などはなく体調は良かったのですが、1ヶ月ほど前に風邪をこじらせてから急に妄想の話をするようになりました。
毎日ではないのですが、疲れた時など…ネットで調べた認知症の症状に似ている気がします。
今日も「親戚の△△さんが来ている、今は姿が見えないけど、ついさっきまでそこの椅子に座ってた」と言うので、
「△△さんは来てないよ、私もずっとここにいたから間違いない。勘違いじゃない?」と返答したら、「ああ、そうか、勘違いだったかも」と納得していました。
また「さっき◻︎◻︎さんから携帯に連絡が入って、今夜忘年会に誘われたから、店まで連れて行って欲しい」とも言われました。
店の名前や開始時間まで具体的に言うのです。が、こっそり◻︎◻︎さんに確認したらそんな電話はしていないと。
そこで携帯の履歴を見せて、◻︎◻︎さんから着信などなかったことを説明したり、忘年会の時期にはまだ少し早いなどと笑いながら勘違いだと話しました。
父は最初は否定していましたがすぐに自分でもおかしいと感じたのか、「そうか…◻︎◻︎さんから電話はなかったかもな」「夢とごっちゃになっちゃった」と理解してくれました。
ただネットで認知症初期の家族がするべき対応を見ていると、否定するのは一番いけないと書いてあります。むしろ悪化させてしまうとも…!
父のように順序だてて説明すれば理解できる段階でも、妄想を受け入れてあげたほうが良いのでしょうか?
どうかご教授お願いいたします。
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