高齢の母の大腸手術について
person70代以上/女性 -
母の大腸の手術の決断を日曜までにしなくてはならないため、御相談させて頂きます。
母は十二指腸(又は腸)の穿孔と思われる腹痛(腹膜炎?)で緊急入院し、1週間半絶飲絶食で様子見をしている最中でした。
食事再開を検討するための検査結果で、胃カメラでは問題なく、CT検査で母の大腸にあやしい所見(一部の腸壁がかなり厚い)があり、大腸ガンの可能性もあるそうです。
穿孔を考慮すると下剤等での前処置が必要な大腸ファイバーでの確定診断が出来ないため、開腹して確定診断と治療を同時に行うしかない、という御説明を先生から頂きました。
部位は大腸の一番奥の方だそうです。
もともと半寝たきりで便秘症ということもあってまだ腸内には便が詰まっており、また、おそらくは小さな穴か、その周囲に膿?のようなものも確認出来るので、現状で下剤処置や腸内洗浄をすることは無理との事です。
腸に見られる何かがガンかそうでないかは判断がつかないものの、現状のままだと、食事を再開しても再び穴が開き、腹膜炎等を起こす可能性も高く、もし手術をしないのであれば食事を再開してみて試す、というのはリスクが高いのでお勧めしない、
そして、手術をすれば、問題の部分は取り除く治療が出来るが、年齢や既往の障害のことも加味すると、手術での体力の著しい低下により、嚥下機能が落ち、場合によってはそのまま自力で食事が取れなくなって胃瘻になる可能性も・・・
というお話でした。
78歳という高齢で、確定診断がついていない状況での手術を、本人が長年持っている片麻痺や失語症という障害を考えても、この場合、やはり受けさせるべきなのかどうか、悩んでいます。
母は現在78歳、25年前に脳出血を起こし、以降、右半身片麻痺と失語症があり、現在は食事の時以外寝たきりに近い状態です。
どうぞよろしくお願い致します。
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