妄想性障害と虚言癖の違い

person30代/女性 -

70歳の母についてご相談です。
前回、70歳の母が妄想性障害ではないか…という相談をいたしました。
母は、近所の私の幼なじみの離婚した、元旦那さんから、
3日連続で「復縁を取り持つことを依頼する脅迫的な電話」がかかってきたと言ったり、
別居中の父に「愛人」がいると固く信じ、その愛人から無言電話が毎日かかってくる、と言っています。
しかし、着信履歴はどちらもありません。
思い出してみれば、父への嫉妬妄想は50代前半から始まっていたことが考えられ、
私も、家族相談した医師も妄想性障害を疑っています。
医師は、「50代前半で症状が顕著になったとしたら、それは40代から発病していた可能性が高いですね」とも言っていました。
ところが、そのことを妹に言うと、
「お母さんは若い頃から、他罰的な、自分を省みることのない、
根拠不明な万能感のある人だった。お姉ちゃんはお母さんに取り込まれていたから気付いていないかもしれないが、本当のこととも思えないことをよく言っていた。これは、妄想性障害じゃなくて、ただの虚言癖なのでは」と言います。
今も、家族の関心を引きたくて「嘘」を言っていると。
私としては、母の確信に満ちた表情と、嘘だとしても、第3者に確認すればすぐにばれる嘘をつくとも思えないので、やはり妄想性障害を疑っています。
ただ、虚言癖の人でも、自分の嘘がわからなくなって(自分の嘘を信じ込んで)いる風の人もいます。妄想性障害と虚言癖の違いは何でしょうか。

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