原発性アルドステロン症の理解について
person40代/女性 -
原発性アルドステロン症について、私なりに理解しようとしているのですが、以下の理解で合っているでしょうか。間違っていること等があれば、教えていただけると幸いです。
〇アルドステロン拮抗薬であるアルダクトンやセララは、アルドステロンの動きを封じ込み、塩分や水分を尿として排出させる、一種の利尿剤である。
〇だから、アルダクトンやセララを飲むと血圧が下がる。
〇しかし、アルドステロン拮抗薬であるアルダクトンやセララは、アルドステロンそのものを排出するのではないので、血中のアルドステロンの値は高いままである。
〇原発性アルドステロン症は、アルドステロンそのものが血管等を傷つけたり悪さをし、心筋梗塞、脳卒中等、予後が良くないので、なるべくなら手術して副腎や副腎の腺腫を除去するのが望ましい。
〇しかし、副腎を二つとも取るわけには行かないので、片側性しか手術はできない。確定のためのカテーテルは、右の副腎近くに到達するのが難しいらしい。
〇横浜労災病院や東北大学病院は、CTに写らない小さな腺腫や両側性の腺腫も、腹腔鏡手術で焼いたり取り出したりする治験を行っているようだ。
〇北陸病院によれば、血圧も普通、カリウムの値も普通なのに、原発性アルドステロン症の人がいて、治療は出来ず、経過観察のみ行っている。
〇アルドステロンが作られるのは、実は副腎だけではないらしい。
以上のように理解しているのですが、合っていますでしょうか。
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