✋放射線診断医の先生、つむつむ先生にうかがいます。
person70代以上/女性 -
前回ご回答頂いたつむつむ先生ほか、放射線診断科の先生にうかがいます。
今年7月に以下の状況で質問をしたものです。
77歳女性。
2010年12月盲腸がん最大経3cm、回盲部切除(D3郭清)T3N0M0,n0,v0,pStage2 無治療でフォロー。
フォロー5年目の2015年6月末、造影CTで両肺の「多発性小結節」を指摘され、肺転移疑い。いずれも数ミリで生検不能。読影レポートでは「気管支拡張症を認める。別に肺野に結節性病変を認めるが良悪鑑別できない。」呼吸器内科の30歳代の医師は「非結核性抗酸菌症の可能性もあるが、かたちから肺転移として矛盾しない。」と説明。
主治医(消化器外科)は、これらを受け9月1日に再度CT検査して観察するとの方針が示される。
9月1日胸部CT撮影。
9月14日受診、この際に同院放射線診断部のCT読影レポート(9月1日撮影分)を受領。 以下、記述。
【所見】
肺転移の所見を認めない。両肺にconsolidation、粒状濃度、気管支拡張を認め、前回CTよりわずかに増悪傾向あり。右肺には結節性病変の出現も見られる。いずれも非結核性抗酸菌症の増悪等に矛盾しない。結節性病変については一部軽度増大、一部軽度縮小あり。炎症性変化にも矛盾しない(が、転移を完全には否定できない。)
胸水貯留を認めない。
縦隔、肺門、鎖骨上窩リンパ節腫大を認めない。
【診断】
as described above.
1.今回のCT結果をどのように読みといたらよいでしょうか?
2.今後見込まれる診療のすすめかたは?
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