透析患者のランマークによる低カルシウム血症

person50代/男性 -

透析歴20年以上になる夫のことで質問です。
3年前に腎細胞癌で右腎臓を全摘しています。先月、坐骨神経痛から腎細胞がんの第5腰椎から仙骨にかけての骨転移(4cm程度)が見つかりました。
整形外科で手術をするまでの対策として泌尿器科で、インターフェロンとランマークの注射がはじまりました。
ランマークの初回注射時に朝食後2錠ずつ服用するようにデノタスチュアブル配合錠が処方されました。ちょうど注射から一週間後に「透析病院の方での定期処方にリン値を下げるために沈降炭酸カルシウムも出されていることなど、デノタスチュアブルは天然型ビタミンDを含んでいるが活性化ビタミンDでなくてもいいのか」を泌尿器科で質問たところ、「カルシウム値がもともとそんなに低くない(平均で10.3mg/dlくらい)ので、一週間デノタスチュアブル配合錠を休薬して一週間後のカルシウムの値を見てみましょう」ということになりました。
ランマーク注射二週間後に補正血清カルシウムの値が7.5mg/dlまで下がりました。そこでまたデノタスチュアブル配合薬を再開することになりましたが、活性化ビタミンDでないものでカルシウム値が上がってくるのか不安になりました。デノタスチュアブル配合薬服用で様子をみていても大丈夫でしょうか?

ランマーク注射前:補正Ca 10.4 
注射一週間後(デノタスチュアブル服用):補正Ca 9.3 (透析後 Ca 9.7)
注射二週間後(デノタスチュアブル休薬):補正Ca 7.5 

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師