HPV感染から異形成発症までの期間
person20代/女性 -
20代後半の女性です.
子宮頸部の細胞診でHSIL(class 3a)という結果を受けた後,コルポ診で軽度異形成という結果を受けました.主治医の先生から「完全に軽度異形成とは言い切れずCINの尺度でいうと1.5のような印象を受けた」とお聞きしました.現在,HPVの型判定検査の結果を待っています.
私は二人の男性と性交経験があります.
Aさん:細胞診の8年前~6年前に性交渉
Bさん:細胞診の123日前(コルポ診の147日前)に初めて性交渉
どちらの方との行為が,異形成の原因となったHPV感染を招いたか知りたく思っております.自身の気持ちを整理するためと,現恋人のBさんに誠意を持って接していくためです.
■これまでに調べたこと
(1)ハイリスク型HPVに感染した女性が16ヵ月以内にHSILを呈する確率は5%というデータがKOTLOFF, K.L., Volume 25(5), 1998, pp. 243–250に記載されています.
(2)一般的に,持続性HPV感染から軽度異形成の発現までの期間は5年であるとRichard A.W., REVIEWS IN UROLOGY, VOL. 7(3), 2005で述べられています.
(3)ある産婦人科クリニックのウェブページ<http://www.tanaka-ladies.com/hpv.html>に「性器HPVは性交渉後数ヶ月の潜伏期間を経て感染が成立します」と記載されています.
上記(1)(2)(3)からBさんとの行為が原因である可能性は低いように感じています.
■お聞きしたいこと
(A)性交渉からHPVの感染が確立するまでの期間
また,下記の確率がどれほど低いか知りたいと思っております.可能であれば,ご回答を裏付ける文献や統計データを提示して頂けますと幸いです.
(B)HPV感染から123日間で細胞診によりHSILと判定される確率
(C)HPV感染から147日でコルポ診により軽度異形成と判定される確率
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。