乳児の脇の下に見られる内出血(血管腫?)の鑑別
person乳幼児/男性 -
生後3か月の男児。出産時に胎便吸引症候群のため肺高血圧になり1か月半ほど入院しました。生後すぐに大学病院に搬送されNICUに入りました。生後10日後頃、初めて沐浴した際に脇の下に5つほど赤い線状の内出血(それぞれ3〜5mmで、境界線は明瞭)を確認しました。1か月半ほどで退院し、近くの小児科クリニックで予防接種の際に軽く相談したところ、「苺状血管腫かな。気になるなら、かかっている大学病院の皮膚科で診てもらえば」と言われました。大学病院の小児科の先生は、「確かに苺状血管腫かもしれないけど、ここの皮膚科では積極的に治療しないので、もし希望するなら違う病院を紹介します」とのことでした。生後3か月の現在も大きさは変わりません。苺状血管腫のように盛り上がってきたりしないため、単純血管腫の可能性もあります。
そこで、単純血管腫について調べたところ、クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群の可能性もあると知りました。
伺いたいのは以下のことです。
1、脇の下に見られる内出血(ピンクや青、茶色ではなく鮮やかな赤で、境界線明瞭)で苺状血管腫、単純血管腫以外に考えられる病態は何でしょうか。2、脇の下にあることで重症化する可能性はありますか。3、クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群は、腕〜足に続く1本の血管腫ではなく、短い線状に見られることもあるのでしょうか。また、乳児の頃から鑑別可能でしょうか。
よろしくお願い申し上げます。
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