外耳炎について
person40代/男性 -
外耳炎と診断されて3ヶ月程経ちます。その間、菌検査をしてみると真菌(カンジタ)が出たので、その治療をしたりもしています。耳鼻科の先生からは、なかなか完治には時間がかかるかもと言われております。そこで質問があるのですが、このアスクドクターで知ったのですが、難治性外耳炎の治療にブロー(氏)液治療法というものがあるそうです。私はもちろん専門家ではないのですが、ネット上の知識によると
「日本での最初の論文報告としては、「難治性の外耳道および中耳の化膿性炎に対する
ブロー液の使用経験」,日耳鼻 106:28-33,2003(海外の論文では、Thorpらが2000年に報告)。少し昔であれば、抗生剤の点耳薬やステロイドの点耳薬で十分効いたのではないかと思うのですが、近年、MRSAやPRSP、緑膿菌といった多剤耐性の細菌も増えてきたり、真菌(カビ)による外耳炎には上記の点耳薬は逆効果であったりして、治療には難渋することもあります。このブロー液の本体は13%酢酸アルミニウム水溶液です。酸性度が強いことと、アルミニウムの収斂作用で、抗菌作用に優れています。そもそもは、19世紀にドイツの医師が考案された耳用局所薬です。近年、抗生剤の登場で忘れ去られていた局方だったのでしょうが、耐性菌の出現にて再び脚光をあびることになりました。」とあります。確かに良く効く治療法のようで近くの開業医の耳鼻科でもされているところは見つけました。ただ大学病院や総合病院では積極的にはその治療方法はされていないようです。私としては副作用等が心配ですので、医学的な見地から安全なものかどうか教えてください。多くの医師の意見をお聞きしたいです。
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