MRA検査による頸動脈起始部の狭窄像について
person60代/男性 -
先日、頭頸部MRI・MRAに関して質問させて頂いた者です。
再度、質問させて頂きます。
3月13日の頭頸部MRI・MRA検査の診断報告書の所見で、読影された放射線科医は「頸部MRAでは左内頸動脈起始部に狭窄像が見られます(直径比17パーセント減少)。末梢の血流は保たれています。」と書かれていました。
ところで、今回の検査は内科医のオーダーで画像診断専門の医院で受けたのですが、その内科医の勧めがあり、脳神経外科専門医に画像を診てもらったところ、「狭窄はもっと大きい。60パーセントである。大きな病院で精密検査を受け、場合によっては手術をしてもらいなさい」と言われました。
同じ頸動脈のMRAの画像を診て放射線科医と脳神経外科医の間でこのような所見の違いが
出るのはどうしてなのでしょうか。
素人考えでは、放射線科医は頭頸部だけではなく、他の部位のMRI・MRAを、それも限られた時間に大量に読影されておられる状況であり、脳神経外科医は患者の私を前にじっくり読影されたので、脳神経外科医の所見が正しいのではないかと思っています。しかし、それにしては放射線科医の読影があまりにもひどいことになります。何か、こうういう読影結果の違いを生じさせる原因があるのでしょうか。分かり易く、詳細なご教示をお願い申し上げます。
また、結果に驚いて他の医院で頸動脈エコー検査を受けたところ、「狭窄部はプローブが入らず、当院のエコー検査機では見えない」と言われ、他の医療機関を受診するように言われました。頸動脈起始部の狭窄を見る事ができるエコー検査機はあるのでしょうか。また、あるとすればどのような医療機関にあるのでしょうか。
以上の2点について、ご教示をお願い申し上げます。
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