膀胱内反性乳頭腫と膀胱癌の病理検査の鑑別について
person40代/女性 -
TURBTを受け、病理検査で膀胱の内反性乳頭腫と診断されました。
血縁者に膀胱癌が多いため、癌を心配しています。
日本での症例の報告などが少なかったため、海外の報告もネットで探して読んでいますが、今年発表された報告では、これまでの報告を検討した結果、パピローマ後、膀胱癌発症したケースは、1000件中、2.5〜10%とありました。
また、パピローマはグレードの低い内反性の癌との識別が難しいため、病理の診断の誤りにより、パピローマ後、癌が発生している可能性も否定できないとの意見も読みました。(特に、サンプルが少ない尿管のパピローマの場合、その後、癌発症する割合が高いため)
病理の診断、確実に膀胱癌かパピローマか鑑別できるものでしょうか?
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