肺野の病変が消失している場合、肺癌の生検は?
person70代以上/男性 -
74歳男性、肺腺癌ステージ4。2016年7月12日からタルセバにて治療中ですが、腫瘍マーカー(SLX)の急増から診て薬剤耐性が発現したのではないかと懸念しております。そこで次の薬剤としてタグリッソが使えるかどうか(T790M変異が起こっているかどうか)を判断するために生検を実施する段取りと考えます。ところが、過日(2017年7月12日)に実施したPET検査の結果、肺野病変が消失していることが判明しました。したがって気管支内視鏡で原発巣から検体を採取できない可能性があると懸念されます。こういった場合には癌細胞の変異(遺伝子変異)検査はどのように実施すればよろしいのでしょうか。なお、肺野以外についてのPET検査結果は、胸水は減ったものの残存。胸膜には異常集積なし。転移していたリンパ節は二か所を除き消失(その二か所も集積低下)。他の臓器への明らかな異常集積は認められませんでした。このような状況下での癌細胞生検はどのようなものが存在するのでしょうか。胸水を検査する方法がありましょうが、胸水量が昨年より減っていることから、昨年は実施できた胸水搾取には危険が伴うのかもしれません。最後になりますが、1週間前に撮ったCT画像は、それ以前と比べて変化はありませんでした。変化したのはSLXのみでCEAにも顕著な増加は認められません。
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。