心臓疾患の手術(正中切開・MidCAB)について

person70代以上/男性 -

81歳男性(比較的体力あり、体格よし、痴呆なし)
既往症:50歳狭心症により心臓バルーン+右足間欠性破行手術、70歳腎盂炎で入院、72歳腹部大動脈瘤のためステントグラフト手術を経験、78歳で腎生研を行い以降手術歴はないが1年ほど前胸痛で救急入院し、
1.弁膜症(大動脈弁狭窄症、動脈硬化)
2.狭心症(虚血性心疾患)
3.腎不全
と の診断でした。腎不全は1年前、腎臓片方が機能していないとの診断でした。
今年心臓が悪化し救急で運ばれ、カテーテル検査の結果、
・心不全
・狭心症(三枝病変)
・大動脈弁狭窄症(中程度)
・腎不全(重篤クレアチニン3.1)
冠動脈3本とも重度の狭窄、狭心症(虚血)が心不全の一番の原因。
左冠動脈前下行枝70% 鋭角枝90% 回旋枝60% 右冠動脈90%で手術要との診断を受けました。合併症のため手術にリスクもあり、本人は人工透析も絶対に避けたいとの希望です。
カンファレンスでは循環器内科はバイパス二本必要、外科医は上行大動脈内の石灰化が激しく二本は難しいとのことから左冠動脈前下行枝一本だけをMidCABでバイパスし、その後他の狭窄個所について必要であればカテーテル対応するとの結論です。
他院でセカンドオピニオンを求めたところ、三本狭窄+大動脈弁狭窄という状態ではMidCABは焼け石に水、正中切開にて三本同時施術、必要なら同時に弁置換も行い一気に改善を図る、との診断です。

お伺いしたいのは、
1.MidCABで残り二本を手術しない場合、二本はどの程度持ちこたえられるか
2.一本のみの手術でどの程度の回復が期待できるか
3.残り二本は投薬でどの程度維持(延命)が可能か
4.本人は正中切開をひどく恐れており、小切開で3本のバイパスを行う、或いはそれ以外の方法はありませんでしょうか?
個人差はあるものの、平均値を目安として伺えれば幸甚です。宜しくお願いいたします。

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