認知行動療法について
person40代/男性 -
私の兄(47歳)が、会社での昇進をきっかけに、適応障害・自律神経失調症と診断されて、通院・服薬を半年続けていて休職中です。
抑うつ状態、強い不安状態からは脱したように見えますが、復職にはまだ時間がかかりそうです。
もともと口数が少ない兄ですが、家族が察するに、下記のような歪んだ認知を抱えていて、これが病気の根源と見ています。
・自分は能力のない価値の無い人間である。
・一度でも間違いや失敗を起こすと、他人には受け入れてもらえない。
・自らの弱みをさらけ出して相談することは恥ずかしいことである。
・何もかも自分の責任で問題を解決しなければいけない。
この認知の歪みを矯正していくことが今後は重要と思っていて、認知行動療法を受けさせたいと思っているのですが、、、。認知行動療法は本人の自覚や意欲がないと効果がなくて適用にならないとも聞きます。
また、最大の問題(と思える)のは、認知行動療法の肝の部分とはまさに、弱みをさらけ出して他人の力を借りて問題を解決するプロセスで、これに応じる必要があるはずだという事。これは兄が抱えている認知の歪みそのものです。今は、医療者にすら自分の心を閉ざしているように見えるので(自分の体や心の状況について医師にも多くを語りません)。
認知行動療法(精神医療者)は、上述のように”自らの弱みをさらけ出す事”に問題を抱えた患者にはどう解決に向けてアプローチするのか、また今後の治療や家族のサポート等について、示唆して頂く事があればよろしくお願いします。
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。