深部静脈血栓症はどうして再発しやすいのか
person50代/男性 -
12月に心室性不整脈のカテーテルアブレーションを受け、2週間後に左足ふくらはぎに5センチ程のしこりが見つかり、エコーの結果、深部静脈血栓症と診断され、リクシアナ錠60ミリを毎日飲んでいます。血液検査では、Dダイマーが7.2で高値である以外は、プロテインS及びC、ループス抗凝固因子、アンチトロンビンとも正常値でした。ただ、エコーで足(特に左足)の静脈弁が複数壊れているようで血流が悪いということでした。自分でも数年前から両足のふくらはぎの猛烈なだるさと熱さは自覚しています。先生は今回の深部静脈血栓は末梢型なので大丈夫だと思うが、今回の血栓がなくなっても、血栓は再発しやすく、今後そのおそれもあるのでリクシアナは飲み続けた方がいい(場合によっては一生)ということでした。自分としては因果関係の断定はできないものの今回はカテーテルアブレーションを受けた血管損傷や術中術後に足を動かせない状態にあったことや、血液検査結果で特に血栓ができやすい体質でもなさそうなことから、概ね原因の推定できる深部静脈血栓症であり再発すると考えにくいとも思いたいのです。そこで次の3点について教えてください。
(1)一般的に深部静脈血栓症はどうして再発しやすいのでしょうか。再発率はどれくらいでしょうか。また深部静脈血栓が溶けるまでには概ねどれくらいの期間がかかるのでしょうか。
(2)リクシアナを飲まずに、例えばDダイマーを月1回あるいは週1回測定して基準値を超えていればエコー検査やリクシアナ服用などをするというのでは、血栓ができてしまって肺に飛んでしまうスピードには遅すぎて間に合わないのでしょうか。
(3)リクシアナの10年、20年の長期服用の場合の副作用(安全性)のエビデンスはあるのでしょうか(ない場合は長期服用しても大丈夫なのでしょうか)。またNOACの中で一番安全性の高いお薬はどれでしょうか。
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