腹部単純CT検査と造影CT検査の差
person70代以上/男性 -
70歳の男性です。
私はこれまで10年以上、健康診断的な目的で年に2回程、腹部単純CT検査を受けてきました。(もちろん、何度かは目的があって腹部造影CT検査も受けました。)
ところが、先日、ある病院の消化器内科の胆・膵専門医の先生から「腹部単純CT検査はあまり意味がない。少なくとも肝臓や膵臓は造影CT検査でないとほとんど何も分からず、被爆のデメリットの方が大きい。しかし、造影CT検査は被爆の上に造影剤の体への負担もあり、滅多にやるべきではない」と言われました。
私も被爆のことは気にしてはいましたが、年に2~3回程度なら問題ないと考え、腹部単純CT検査を受けてきましたが、「ほとんど意味がない」「造影CT検査検査でないと何も分からない」と言われると、これからどうしたらいいのか考えあぐねてしまいます。
そこで、2点についてお聞きいたします。
1点目は、腹部について、単純CT検査と造影CT検査では、画像から読影できるものに、どのような差(違い)があるのでしょうか。肝臓、膵臓について言えば、単純CT検査では見えない何が、造影CT検査では見えるのでしょうか。他の臓器についてはどうでしょうか。
2点目は、腹部単純CT検査を健康診断的な意味で受けることはどの程度の価値(効果)があるのでしょうか。言い換えれば、腹部単純CT検査で何が発見できるのでしょうか。
以上2点について、勝手なお願いですが、可能な限り詳細なご教示をよろしくお願いいたします。
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