PSA高値の長期(20年)持続と今後の方針
person50代/男性 -
50歳男性です。30歳頃から会社の健康診断でPSAを年1回測定しており、当初より、
グレーゾーンの数値が持続しております(6-10 mg/mL)。2013年にある泌尿器科を受診したところ、排尿障害によるPSA上昇という診断で、ハルナール0.2mg/日+アボルブ0.5mg/日を処方され2年程服用を継続しましたが、自覚症状なく、現在は服用しておりません。PSAの推移は、2010年(6.8)、2012年(8.3)、2013年(2.4*)、2014年(1.7*)、2015年(2.3*)、2016.3(5.3)、2016.5(6.4)、2017.3(8.4)、2017.5(7.6)、2018.5.15(8.1)、2018.5.19(9.9)です(*は上記薬剤服用期間、会社健診と自費の人間ドックの数値が混在)。今月になって別の泌尿器科を受診したところ、エコーでかなり石灰化があり、前立腺体積は30(単位を聞き忘れました)で、これらの所見ではPSA高値の説明がつかないということでMRIを受けることになりました。自覚症状は特にありません。そこで質問なのですが、
(1)このように長期間PSA高値が持続する原因としては何か考えられますか(30歳から測定を開始し、上記薬剤服用期間を除き、正常値であったことはありません。)
(2)異常値の原因が炎症であると仮定して、MRIで炎症像と癌の鑑別は可能ですか。
(3)MRIで異常が指摘された場合には、生検を受けた方がよいでしょうか。あるいはPSAの推移をもう少しモニターした方がよいですか。
(4)MRIで異常が指摘されなかった場合でも、念のため生検を受けた方がよいですか。あるいはPSAの推移をもう少し見ていけば大丈夫でしょうか。
専門的見地から、ご意見を伺えれば助かります。どうぞよろしくお願いいたします。
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