タルセバ耐性そしてタグリッソも耐性。次の薬剤は?
person70代以上/男性 -
肺腺癌ステージ4で、タルセバを80週間、タグリッソを25週間 服用してきましたが、タグリッソに薬剤耐性が現れた模様(ことによると、タグリッソは初めから無効果だった可能性も)。そこで これからの対応について お教えいただきたいのです。
素人なりに以下の三通りを考えております。
(1)ジオトリフ
(2)免疫チェックポイント阻害剤(オプジーボ、キートルーダ、デセントリク、 ヤーボイ等)
(3)殺細胞性抗癌剤(アバスチンとの併用)
まず(1)について。ジオトリフとタルセバは作用機序が殆ど同じと認識していますが、
ジオトリフはチロシンキナーゼに対して非可逆的に阻害作用を示す。一方のタルセバは可逆的に阻害する点が異なっているとのこと。そうであれば、ここでジオトリフ服用が成り立つかもしれないと考える次第です(EGFR-TKIの耐性機序が可逆的 / 非可逆的には無関係であれば私の質問は的外れも甚だしいのでしょうが)。
次に(2)。現在 胸水でPD-L1発現率等を調べていただいていますが、例えばPD-L1発現が陰性であってもオプジーボは使えるのでしょうか。またEGFR陽性の患者にはオプジーボは効きにくいという話を聞いたことがあるののですが、これも気になります。もしオプジーボが期待薄の場合でも、キートルーダ、ないしは抗PD-L1抗体薬のテセントリク、あるいは抗CTLA-4抗体薬のヤーボイを使う道はありましょうか。
最後に(3)。上記の(1)、(2)が無理であれば、殺細胞性抗癌剤に頼らざるを得ないのでしょうが、この場合、分子標的薬アバスチンを併用する方が賢明でしょうか。
なお、殺細胞性抗癌剤を使用した後に再びジオトリフなどのEGFR-TKIに戻る方法もあり得ると耳にしたことがありますが、この点はいかがなのでしょうか。以上よろしくお願いいたします。
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