抗がん剤の感受性試験について
person40代/男性 -
b型肝炎キャリアから肝臓癌となり、右葉拡大手術後4年で右胸部リンパ節転移と肺転移が発覚し、先月切除しました。肺転移は右上葉に数ミリの怪しい結筋が2ヶ所あり、区域切除後の病理検査で肝臓細胞癌の転移であることが確定しました。リンパ節転移も含めすべて中分化癌でした。
今後の肺の再発に備えて、ある検査について質問させてください。
患者から取り出した癌細胞を培養してビトロで抗がん剤の感受性試験を行う検査があることをしりました。都内でも可能な施設があるようです。検査の際に癌を摘出する必要があるのですが、どのくらいの量の癌細胞が必要でしょうか? 肺生検で採取できる量では足りないでしょうか? また、診断精度はいかがでしょうか?
癌細胞の薬物治療についてはよいものがなく、ネクサバール等の標準治療でも効果は非常に限定的と聞きました。
一方で、症例報告レベルですが、UFT等の抗がん剤の著効例もあるようです。
今後、多発転移で手術不能になった場合に、少しでも治療の選択肢を増やすことができればと思っています。アドバイスをお願いいたします。
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。