膵臓全摘の高齢者、穏やかな終末を迎えたい
person70代以上/男性 -
83歳の夫の事で相談いたします。2014年IPMNからの膵炎発症後、膵臓の全摘出を行いました。執刀医先生には、脾臓、十二指腸、胆のう、胆管、胃の一部も摘出して胃と小腸をつなげたと説明を受けています。4年位、自宅で食事の調整とインシュリンの定量打ちをしつつ通院しながら、看病をしてきました。血糖値はなんとか安定させることができていましたが、少しずつ体力も衰え、それでも数回の低血糖と、その影響からか認知障害もでたため、2018年初夏から病院併設の有料ホームに入所しました。
ホーム入所以来、治療方針が大きく変わり、血糖値は不安定、低血糖をしばしば起こして、ホームと病院を行ったり来たりしています。2ケ月前に、甲状腺機能が落ち、極度の浮腫が起こり再入院し、以来、嚥下機能が衰え、口からの食事が取れず、毎食後、粉末のブドウ糖を10-20gにとろみ剤を入れて、飲ませる治療が行われていました。
数日前に極度の低血糖を起こしました。早朝に10代の数値だったようです。それ以来、患者と家族への説明はないまま経鼻経管栄養が始まりました。患者は、発話はできず、寝た切りで、日中も傾眠の状態です。家族はとても不安です。
本人に痛い思いや、辛い思いをさせたくないというのが、家族の希望です。
1、高齢者を多く看ている病院では、インフォームドコンセントは期待できないものなのでしょうか?
2、傾眠状態の時、なるべく刺激を与えて、日中は起こしておく方が良いのですか?
3、膵臓がない患者が、経管栄養(経鼻、胃ろうなど)を拒否した場合は、どのような終末が予想されますか?穏やかに亡くなることは可能ですか?
4、膵臓がなくても、経管栄養で血糖値の安定は望めますか?
今現在は主治医の先生には、家族からの問いかけにはお答え頂けない状態です。
どうぞ宜しくお願いいたします。
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