下肢拘縮による開脚不足が膀胱腫瘍手術の妨げに 進捗
person40代/男性 -
76歳の父が先日、全身麻酔のもと経尿道的膀胱腫瘍手術を受けました。父は頭部外傷により車椅子で下肢拘縮があり、手術のための体位が十分にとれませんでした。そのため開脚しきらず内視鏡を腫瘍の方向に向けることが出来なかったため、全てを切除することが出来ませんでした。開脚さえ出来れば根治的切除が叶う状況です。開脚に導く何か良い方法はございませんでしょうか?
膀胱がんの他の治療として、放射線治療は、父の場合、右股関節に人工股関節が入っているため出来ないと言われました。
抗がん剤も、種類や投与量を通常通りに用いた場合、高確率で合併症を生じ、命を落とす可能性があると言われました。
膀胱全摘と尿路変向術は、術中、術後のリスクが高過ぎて、父の場合、積極的にお勧め出来ないと言われました。
今のところ転移はありません。
・・・その後の進捗のご報告と、追加質問をさせていただきます。
股関節の拘縮の解除のために、両股関節内転筋腱切り術が施行されました。
これにより、経尿道的膀胱腫瘍手術を再び受けることになりました。
もしも、膀胱腫瘍の根が深く、経尿道的膀胱腫瘍手術で取りきれなかった場合、何か変わりの手立てはあるものなのでしょうか?(上述の通り、父は、膀胱全摘と尿路変向術、抗がん剤治療、放射線治療ともに積極的にお勧めすることは出来ないと言われております)
恥骨上から膀胱を針で穿刺して内視鏡を挿入する方法は同じ内視鏡ですが、
膀胱部分切除術である、恥骨上の小切開から膀胱を切開し直視下に電気メスで腫瘍を切除する方法は、経尿道的膀胱腫瘍手術でダメな場合でも、他の手立てとして変わりになりえるでしょうか?
例えば、膀胱を小さくしてしまうことになっても、根が深い部分を丸ごと外側も切除してしまうことは、現実的にも、保険適応的にも可能でしょうか?
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。