今の状況でパクリタキセルを使用すべきかどうか

person70代以上/男性 -

現在92歳の父が胃・食道接合部のガンで一昨年8月に手術。手術後腹腔内洗浄で転移が認められステージ4と判明。ファーストラインでTS-1の減量投与を10か月続け、現在はやめています。3週間前の腹部・胸部のCT検査で胃がんの肝転移、腹膜播種が認められ、外科の担当医からはパクリタキセルの投与を提案されました。肝臓原発のガンも5年前から再発を繰り返しており、昨年9月の段階で再発が認められているので、たぶん胃がんと肝臓がんの双方が再発していると思われます。ガン性疼痛は、在宅緩和ケアの医師にフェントステープ3mgとレスキューにオキノーム5mgの処方を受け、コントロールしています。TS-1服用による味覚異常がひどく、やめて1年近くなってようやく少し改善の気配がみられるようになりました。ここでまた抗がん剤服用は、メリットよりもデメリットの方が大きいのではないかと思い、ためらっています。ハー2因子陽性なのでハーセプチンも使用可ではないかと思いますが担当医は提案しません。酒は飲めず、パクリタキセル使用には不安があります。体力はかなり衰えましたが、1キロ程度ならなんとか歩いて通院も可能な状況です。
あえて抗がん剤を使用し、サードラインでオプジーボの使用に期待するか、縮命につながりかねないパクリタキセルは避け、QOLの維持に努めるか迷っています。アドバイスをいただければ幸いです。父本人は抗がん剤の使用は望んでいませんが、強く勧めれば周囲の気持ちを考えて従うと思います。

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