膵癌術後化学療法中CT「骨盤底に腹水貯留」の原因
person40代/男性 -
男性49歳。昨年12月に、膵頭部がんのため亜全胃温存十二指腸切除術を受け、術後病理検査でステージ2b。腹腔洗浄細胞診は陰性。今年2月からアブラキサン+ゲムシタビンによる術後補助化学療法中。(CA19-9早期上昇のため、S1ではなくアブ+ゲム使用)
3月11日 術後1回目造影CT「断定できる再発所見は同定できません。」
5月13日 2回目造影CT「再発病変は同定できません。」
今回、2回目検査所見に「骨盤底に腹水貯留がありますが、著変ありません。」とありました。1回目所見に腹水貯留のことが何も書かれていない理由は不明ですが、主治医(化学療法担当の消化器外科医)に聞くと、「体内にはある程度の腹水があるものなので、前回と著変なしとあるから問題ないです」との返事でした。
1 3月時点で腹水があったとは知らなかったので不安です。癌がかなり進行してしまったのでしょうか?
2 骨盤底の腹水貯留の原因はやはり癌によるものなのでしょうか?
3 今後の病院側の対応としては経過観察しかないのでしょうか? 2回目造影CTで、「残膵基部に小のう胞があり(1回目と比べ)やや増大している」ため、今後マーカーが上昇すれば、また造影CTやります、と言われています。
腫瘍マーカー等の推移は以下のとおりです。
術前→1/23→2/21(抗がん剤開始)→3/20→4/18→5/16
CA19-9 299→11→44→84→46→22
CEA 1.9→1.5→1.9→1.7→1.1→1.6
アルブミンは術後、4.0以上に順調に回復するも、3月頃から3.5あたりで基準値以下。体重は術前58キロ、1月末から50キロ前後で推移。AST1月38→3月40→5月46、ALT1月79→3月69→5月79。ALP1月257→3月309→5月370、CRPは1月0.03→3月0.08→5月0.06。
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