肝臓がんの手術の可否、使用する抗がん剤について
person70代以上/女性 -
義理の母(81才)が、肝臓がんと診断されため、対応についてご相談をお願いします。
これまでの経緯は以下の通りです。
義母は、昨年膵臓がんが発覚しましたが、比較的早期発見であったため、亜全胃温存膵頭十二指腸切除による手術を実施することができました。
その後は、抗がん剤(TS1)による治療を数ヵ月継続し、以降は3ヵ月ごとの経過観察を行ってきました。
今般10月の血液検査にて、CA19-9の数値が3000以上と異常値が出たため、CT検査を行ったところ、肝臓に転移した20mmと6mmの腫瘍が2つ発見されました。
この肝臓がんに対する病院の見解は、手術はできないため、抗がん剤治療を行いましょうとのことです。
上記経緯を踏まえ、以下3点質問です。
1.手術の可能性について
そもそも今回の肝臓がんについては、手術による切除はできないものでしょうか。
高齢が理由なのか分かりませんが、前回の膵臓がんの手術の際に、手術はこれが最後と言われていたようですが、はたしてそういうものでしょうか。病院が薦めるように、抗がん剤による治療が最適でしょうか。
2.薦められた抗がん剤について
具体的には、アブラキサン+ゲムシタビンを薦められています。
実際に使用歴のある人に聞いたり、調べた限りでは、頭髪が抜ける等、相応に副作用のある抗がん剤だと認識していますが、今回の治療に適切なものでしょうか。
3.使用する抗がん剤について
現状では、上記を薦められたものの、前回体にうまく合い、特段の副作用が出ず相応に効果の認められたTS1を試したいと主張したところ、ではまずそれを試しましょうとの話にはなっています。とはいえ、そもそもこの抗がん剤は、今回の肝臓がんにも効果があるものでしょうか。
具体的なデータを示してない中でのご相談で恐縮ですが、アドバイスお願いします。
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