食道癌手術の『胃温存』回結腸間置の可否・是非

person50代/男性 -

<質問事項> 食道癌の手術で、『胃温存』回結腸間置を『積極的に』進めてらして、執刀数も多い病院に行くべきか悩んでいます。胃温存回結腸間置が盛んでないのは、「胃管再建のほうがみなが慣れていて、失敗数も少ない」ということ以外の理由、つまり、胃温存回結腸間置を選択すべきでない理由はあるのでしょうか?

<個人属性> 52歳9か月男性 体力あり(週3~4回、1回5~10キロジョギングか2キロの水泳)

<経緯>
食道癌(扁平上皮癌)のESD(2019年11月末)後、対象病変とは『別の』腺癌のような病変が6番標本のみにあり、1100μmまで浸潤(内視鏡切除標本なのでpSM2と分類されると理解していますが、見つかっていればcSM3?)。追加治療の選択を迫られています。ESD後の病理では、対象病変についてはEM/LPM癌、また、全般にVM(-)、HM(-)、Ly(0)、v(0)と聞いています。患部は「胃に近いけれど接合部ではない」「ESDに際しては切除部分の一部が胃にも」と言われましたが、LtかAeかという説明は受けていません。

ESD前にはEUSやCTなど深度/転移に関する検査はなく、主治医にそのことを指摘(『転移の有無は調べていない』)したところ、12月末に造影剤CTがあり、結果待ちです。

既往症として、白血球数が少なく(2200前後)、化学放射線療法は難しいのではと言われており、基本、手術を選択せざるを得ないと思っています。なお、骨髄異形成は見つかっていません。

ちなみに、食道ESDは2012年6月に1度しており、その後、6か月ごとにフォローアップの精密検査内視鏡をしていました。2回に1度程度生検があり、都度、炎症という話だったのですが、2019年6月に病変らしきものを病理から指摘され、9月に確定してESDに進みました。

健康な胃があります

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